こんにちは!みやた円満相続事務所の宮田です。ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
6月も月末に近づき、もう夏が来ますね。(今も十分夏の気温だよ!と思われた方、すみません汗)。私の大好きな高校野球が間もなく始まり楽しみにしていますが、皆様は夏の楽しみ、いかがでしょうか?
今回のタイトルにあります、「相続は「制度」ではなく「感情」の問題である」ですが、相続の個別相談を受けていると、
最近ちょっと気になることがあります。
多くの方が相続のことで最初に気にされるのは、
- 相続税はどれくらいかかるの?
- 生前贈与は今のうちにした方がいい?
- 遺言書は作った方がいい?
といった「制度」の話です。もちろん、これらはとても大切です。しかし、私が現場で感じるのは、
本当に大切なのは制度よりも「気持ち」だということです。
「財産をどう分けたいか」には、それぞれ理由がある
例えば4人家族で、父母とお子様2人(長男と次男)の家族構成だとします。親御様の気持ちとして、
「自宅は長男に残したい。」この想いは、単純に長男だからという理由だけではなく、
「先祖代々の家を守ってほしい」
「実家の近くでずっと暮らしてくれた」
「家族の介護の面倒を見てくれた」
そんな想いが込められているかもしれません。
一方で、「現預金1,000万円は次男に残したい。」これにも、
「家を継がない代わりに現金を多く渡したい」
「これまで苦労をかけた」
「長男に家を相続するから、その分次男に現預金を遺したい」
など、それぞれのお考えがあります。つまり、財産の分け方には、その人の人生や家族への想いが表れているのです。
制度だけで相続対策をすると…
例えば税金だけを考えて相続対策をすると、「節税はできた。でも家族が納得していない。」ということが起こる場合があります。
税金の対策も大切ですが、法律上は平等でも子どもから見れば、
「なぜ兄だけ家をもらえるの?」
「何も説明を聞いていない。」
「自分は大切に思われていなかったのでは…」
そんな気持ちになることもあります。
相続で争いになる原因は、お金そのものよりも、「気持ちが伝わっていなかったこと」にあるケースが少なくありません。
最近特によく聞きます。
想いを共有する場が必要
だからこそ私は、
「誰に、何を、なぜ遺したいのか」
を家族で共有することが大切だと考えています。その想いを整理し、ご家族で話し合うことで、
- 家族がお互いの考えを理解できる
- 不公平ではなく「納得感」が生まれる
- 将来のトラブルを防ぎやすくなる
そんな相続に近づいていきます。
私が行っている家族会議支援®は、単に財産を分ける話し合いではありません。被相続人の想いを整理し、ご家族全員がその想いを共有できるようサポートすることです。
そして、その想いを実現するために、
- 遺言書
- 後見制度
- 生命保険
- 生前贈与
など、必要な制度を組み合わせていきます。つまり、制度は目的ではなく、想いを実現するための手段だと私は思います。
最後に
相続対策とは、税金を減らすことではありません。遺されたご家族が「お父さん(お母さん)の想いを理解できた」と思える状態をつくることです。
制度はそのための手段であり、主役はご家族の想いです。相続は、財産を分ける手続きではありません。大切なご家族への
想いを、次の世代へ繋ぐための時間です。
相続対策を考えている方にお伝えしたいことがあります。制度だけを見て相続対策を考えるのではなく、まずは、
「私は家族に何を遺したいのか。」
その気持ちを整理することから始めてみませんか。その想いを形にするお手伝いをすることが、相続コンサルタント
である私の役割だと考えています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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