こんにちは!みやた円満相続事務所の宮田です。ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
前回のブログを読んでいただいた方から、「解決策だけ求めていたが、全体設計があっての解決策ですね」というお声をいただきました。前回と似ている内容ですが、今回は、専門家だけでは解決できない理由について投稿させていただきます。
「相続対策は保険に入れば安心」
「不動産を活用すれば大丈夫」
「税理士や司法書士に相談すれば解決する」
このように考えている方は少なくありません。
もちろん、保険・不動産・士業の先生方は相続に欠かせない専門家です。私も専門家とのチームビルディングをし、クライアントへのワンストップのサポートをします。
しかし、それぞれには役割があり、それだけでは相続全体の問題は解決できないことがあります。
相続は「手段」だけでは解決しない
生命保険は納税資金や代償分割資金の準備に役立ちます。
不動産は資産の組み換えや評価額の対策になります。
税理士は相続税申告、司法書士は名義変更、弁護士は争いの解決など、それぞれ専門分野があります。
どれも大切ですが、これらは「手段」です。しかし、相続で本当に重要なのは、
「誰が、何を、どのような想いで受け継ぐのか」
という全体像を整理することです。
本当の問題は「家族の合意形成」
実際に相続で揉める原因は、税金だけではありません。それは、ご家族全員の合意形成です。
- 長男には実家を残したい
- 次男は公平に現金で分けてほしい
- 子ども達全員に仲良くしてほしい(お金のことで揉めてほしくない)
ご家族それぞれの考えが違うままであったり、相続においてのお互いの考えや想いを知らないまま相続対策の保険に加入したり、不動産対策だけを進めたりすると、かえって新たな不満やトラブルを生むこともあります。
つまり、家族の合意形成ができていない状態では、どんな優れた対策も十分な効果を発揮できないと思います。
せっかく相続対策をしたのに、「こんな遺言書の内容は納得できない」、「兄と両親だけで話をすすめたの?なんで私には言ってくれなかったの?」といった、ご遺族の発言が出ることもあります。
まとめ
保険、不動産、税務、法律。
どれも相続には必要な専門分野です。
しかし、それらはあくまで**目的を実現するための「手段」**であり、相続そのものではありません。
本当に大切なのは、「家族が納得し、円満に財産を引き継ぐこと」です。
そのためには、まず相続全体を見渡し、ご家族の想いを整理し、必要な専門家を適切につなぐ「全体設計」が欠かせません。だからこそ今、相続コンサルタントという存在が大切だと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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